京都両洋高等学校

本校では、「社会に出て役立つ青年として育て、次のステージに送り出す」という教育目標を具現化するため、知力・気力・体力・道徳力・コミュニケーション力の5つの力の向上を目指しています。
それらの力を本校における教育活動を通じて身につけるため、教員・生徒がより具体的な行動に落とし込めるよう、右図に示した14 の「生徒の目指す力」( 育成を目指す資質・能力) を設定しています。
行事、学習、進路指導、生活指導、課外活動など、本校における教育活動のすべてを「14 の資質・能力をいつ、どのように、どの行事・プログラムで育成するのか」という視点で再構築するとともに、生徒の成長を視覚化するためのアセスメントを全コースで実施
しています。

7つの習慣J®
大切なことは、自分の可能性を信じること。人間力教育の中心的プログラムとして取り組み、より良い生き方ができるようにサポートしています。
エナジード
多様な価値観に触れ、その上で目的意識を持って選択し行動す
る。自分で考えを組み立て、納得できる答えにたどり着く力を鍛
えることで、生き方や進路を考え抜くキャリア教育プログラムです。

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一人ひとりの「輝きたい」に合わせて選べる4 つのコース
「難関大学を目指したい」「クラブ活動を頑張りつつ進学も目指したい」「資格取得や専門的な知識も学びたい」「将来の夢や目標を見つけたい」など、希望に合わせてコースを選択できます。
志望大学進学への徹底支援(放課後講座)
講座形式とCBT※学習の併用、習熟度別のクラス編成などきめ細かな放課後講座で、苦手科目や弱点の克服、得意科目のさらなる実力アップや実践力を身につけることもできます。
(※ Computer Based Training の略、コンピュータを利用して学習を支援するシステム)

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体育系・文化系の多彩な活動
本校では、多くのクラブがそれぞれの目標を掲げ、活発に活動しています。勉強だけでなくクラブ活動に積極的に参加することで、逞しさと優しさを備えた人間を育成することを目指します。
勉強との両立もしっかりサポート
学習面を支えるプログラムの充実のほか、担任・進路指導部・クラブ顧問が生徒の進路希望と学習状況を密に情報共有。クラブ活動に全力で取り組みながら自分の進路を切り拓く力を育てます。

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行事を通して人間力を磨く!
「校外学習」「スピーチフェスティバル」「体育祭」「文化祭」「海外への修学旅行」などの行事を通じて、創造力、表現力、発信力、協働力、傾聴力、計画力、実行力、主体性、積極性などを身につけていきます。
充実の学級活動(LHR)
生徒自らが積極的に考え、クラス委員を中心に全員が自発的にクラス運営に取り組むLHR の実現を目指しています。各種検定の効果的な対策・指導もLHR の時間を利用して行っています。

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京都両洋高校は、これまでの教育をさらに進化させ、ICT(情報通信技術)を活用した高品質指導へと生まれ変わります。
ICT 学習を生かすために学習デバイスとしてのタブレットが不可欠となる時代がやってくる中で、2021 年度よりiPadを新入生全員に導入し、生徒一人ひとりに最先端の教育を実践します。

一斉に伝える授業から「共有」する授業へ

これまでの授業は教科書、ノート、プリント、資料集などを使い、教師が説明や講義を行う一斉授業が主流でした。しかし、「アプリ」を使用すると教師と生徒間で情報の「共有」ができるようになります。例えば「ロイロノート」というアプリを使うと、教師からの課題に対し、全生徒の取り組み状況や解答を確認でき、さらには画面に全員の答えを出力し、間違えやすい箇所や違う考え方で正解を導く方法などを「共有」することができます。 イメージとしてはクイズ番組の「全員の答え!」のようなものです。
様々な解法だけでなく、多くの「自分とは違った考え方」に気づくことができます。

ICT が自分を変える!「思考力・判断力・表現力」

I C T を活用すると、自分の意見や考えを周囲に伝える機会が増えます。例えば、校外学習や修学旅行など、学校外で活動する機会があります。そんな時、事前にグループごとに現地について学習し、その情報を共有することにより、自分以外の人の考え方を知ることができます。
従来は文字や言葉だけの表現方法が主流でしたが、I C T を活用することにより表現の幅が増え、「わかりやすく伝えるための方法」を模索できるようになっています。こうした活動を通して、生徒たちに「思考・判断・表現」の力が身についていきます。

安心・安全な活用のために

本校では生徒たちに、入学時にiPad 使用に関するルール(約束事)をしっかりと確認させます。その上で、実際に端末を持たせることで、試行錯誤を繰り返しながら、IT機器の有効性・危険性の分別を身につけさせていきます。生徒用のiPad は、MDM(モバイルデバイス管理)という管理ソフ
トにより教師の管理下に置かれています。学習に不必要なアプリのダウンロードや有害サイトへのアクセスなどを制限し、安心・安全な使用ができるようにしています。また端末に破損・故障・不具合が生じた場合でも、代替機の配備やAppleTeacherの認定を持つ教師が即座に対応できる体制を取っています。

教育改革を見据えて!「振り返り、そして蓄積」

2021年入試から大学入試は大きく変わります。新入試では「活動報告書」等を求められることがあります。そこで注目されているのが「eポートフォリオ」( 部活動や学校外の活動成果など、高校生活の様々な活動の記録をデジタル化して残すことができるシステム) です。本校では2020年度から全コースでClassiを導入しており、ポートフォリオ機能を活用して日々の活動を振り返り、記録として蓄積しています。
その他にも「連絡」「自学自習」「面談」など、様々な場面でClassi を活用しており、特に保護者の方々とのコミュニケーション・情報共有を円滑に行っています。

Classi

「Classi」とは、ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社Classi株式会社が提供する、「学校の授業・⽣徒指導」「⽣徒の学習」のための先⽣・⽣徒・保護者がつながるICTプラットフォームです。

機能紹介

コンテンツボックス

先⽣と⽣徒が、グループ単位で利⽤できる共有フォルダ機能を搭載。資料のデータ共有や、課題提出などに活⽤できます。

メッセージ

先⽣・⽣徒・保護者がメッセージをやり取りできる機能。1対1、1対複数など、⽤途によって使い分け可能です。

校内グループ

先⽣・⽣徒・保護者の情報交換のための掲示板機能。クラスや部活動など、グループ単位で利⽤できます。

学習記録

毎日の学習の進捗を、⽣徒が記録し、先⽣はWebにアクセスするだけで⽣徒の個人別データを確認できます。

ポートフォリオ

⽣徒が、学習履歴・活動記録を⾃主的に入⼒する機能。日々の情報が蓄積され、振り返り学習にも役⽴ちます。

スタディサプリ

神授業と称されるプロ講師による講義動画をはじめとする、4万本以上の豊富な講座が全て見放題。さらに、希望する進路の実現に向けて学習プランを立てることができ、いつ何を勉強するべきかがわかります。
また本校教員も学習の進捗を把握できるので、さらに手厚いサポートが可能となります。

ロイロノート

生徒が主体的に学び合う質の高い双方向授業が可能となります。様々な機能を効果的に利用することにより「思考力」「プレゼン力」を確実に育むことができます。授業で使う教材の配布や提出(回収)もiPad 上でのスムーズな対応により、学習時間を有効に活用しつつ、新学習指導要領の柱となる「主体的・対話的で深い学び」を実現します。