ベトナム修学旅行を実施しました(ホーチミン・ダナン・ホイアン)
本校では「西洋と東洋の架け橋となる国際人の育成」を教育目標に掲げ、海外の歴史や文化を自らの目で見て学ぶ機会を大切にしています。今年度の2年生は、3泊5日の行程でベトナム(ホーチミン・ダナン・ホイアン)を訪れました。
ホーチミンで異文化を体感
初日はホーチミン市に到着後、市内のショッピングや中華料理の夕食を楽しみました。2日目は中央郵便局、サイゴンスカイデッキ、人民委員会庁舎などを訪問し、街の歴史や活気を肌で感じました。午後には国内線でダナンへ移動しました。
ダナンでの交流とホイアンの街歩き
3日目は現地大学生との「B&Sプログラム」を実施。日本語を学ぶ大学生たちとの交流は、生徒にとって貴重な学びの時間となりました。午後は世界遺産ホイアンを訪れ、ランタンが灯る幻想的な街並みを散策しました。
ベトナムの自然と文化にふれる
4日目は、ダナンの名所であるリンウン寺、ドラゴン橋、ミーケビーチを訪れました。リンウン寺では巨大なレディ・ブッダ像と静かな境内に心を落ち着かせ、ドラゴン橋では近代的な都市景観に触れました。ミーケビーチでは、美しい砂浜と雄大な海を前にベトナムの自然の豊かさを実感しました。生徒たちは自然と文化が調和したダナンの魅力を短い時間ながらしっかりと体感することができました。
修学旅行を終えて
今回の修学旅行を通して、生徒たちは異文化に直接触れることで、教室では得られない数多くの学びを得ることができました。
現地の人々との交流や街の空気に触れる中で、言語や文化の違いに戸惑いながらも、自分の考えを相手に伝えようと積極的に行動する姿が見られました。特にB&Sプログラムでは、同年代の学生との会話を通して互いの文化を紹介し合い、国際理解を深めるとともに、「伝える力」や「主体性」を大きく伸ばす貴重な機会となりました。また、歴史的建築物、街並み、食文化など、多様な価値観に触れることで、生徒たちは「自分たちが当たり前と思っていることは、世界では当たり前でない」という気づきを得ていました。この気づきは、物事を多角的に捉える力や、相手を尊重する姿勢につながり、今後の学校生活や進路選択にも大きな影響を与えるはずです。
この体験を通して、一人ひとりが視野を広げ、将来の生き方について考えるきっかけを得ることができました。今回の修学旅行で得た学びや感動が、生徒たちの成長を支える大きな糧となり、今後の学びへとつながっていくことを期待しております。
