京都両洋高等学校

セブ島とのオンライン英会話授業実施

 昨年度より開始したセブ島語学研修に加えて、その事前学習として現地の講師とのオンライン英会話授業を実施しています。
 京都両洋高校では、東洋と西洋の架け橋となるような国際人の育成を建学の精神として掲げ、それを実現するためのツールである「英語教育」には特に注力してきました。
その一つの結晶が、K特進とJ進学英語留学系の生徒が共に学ぶ「P.E.C.(= Practical English Comprehension)」。
「話す、聞く、考える、PEC」をキャッチフレーズに、ネイティブ教員2人に日本人教員1人という手厚い指導体制で、コミュニケーション力はもとより、英語で理解し、考える力を身につけてもらうことを目標に授業を展開しています。

PEC授業風景

 このPECでの取り組みをさらに加速させるため、昨年度からは1年生の冬にセブ島語学研修を開始。アジアでもトップレベルの英語力を誇るフィリピン・セブ島での徹底したマンツーマン授業で、まさに“英語漬け”の生活を体験していただきます。特に本校の提携する語学学校では、フィリピンに存在する日系校で唯一、集中プログラムを採用。高校生活の早期に、英語をしっかり学習するために特化した様々な取り組みが用意されています。そして更に、J進学英語留学系の希望生徒には追加で最大1年間の海外研修
プログラムまであり、「英語教育」にとことん注力いただけます。

提携校の様子

 このセブ島語学研修では、クラス分けや到達度確認にCEFR(【セファール】ヨーロッパ言語共通参照枠)という指標が用いられています。これは、ヨーロッパのすべての言語に適用できるような、学習状況の評価指標で、K特進では、単元ごとの達成度をこの指標に照らし合わせて確認できるような教科書を採択しているのですが、本校では、いかに英語を教えていくかという部分はもちろん、いかにその成果を測定・評価するかといった部分にも、世界標準の採用に積極的に取り組んでいるわけです。

 今年からはさらに、セブ島語学研修の事前学習として、PECの授業内、また放課後の進学講座時に、現地セブの講師とのオンライン英会話授業を実施しています。学校に
いながらにして留学気分を味わい、現地到着後には、オンライン授業で慣れ親しんだ先生との再会でスムーズに研修をスタート。セブ島での2週間が、2週間だけのものに
留まらない広がりを持つことになります。

オンライン授業風景

 また本校の英語教育は、現在の高1から対象となる大学入試改革で予定されている、英語の民間検定試験活用にも対応。「実用技能英語検定」と「GTEC for STUDENTS」の2種を校内にて実施しています。前者に関しては、従来のものが要件を満たしていると認定されませんでしたが、今後も資格としての重要性が下がることは無いと考え、S進学、JS各コースの英語の授業内に、対策のための科目を設定しています。また、コースを問わず1次試験の合格者を対象に模擬面接を実施。資格取得を全面的にバックアップしています。

「実用技能英語検定」「GTEC for STUDENTS」

「本気で英語力をつけるなら両洋」。
着々と進化を続ける両洋に、これからもご注目ください!