京都両洋高等学校

「社会に出て役立つ青年として育て、次のステージに送り出す」 本校の教育目標です。高校生活を通してこの目標を達成するために、私たちは「自律・尊重・対話・創造」という4 つのキーワードを大切にしています。自ら考え、判断し、行動する。違いを理解し、他者を尊重する。対話により、解決策を見出す。豊かな発想で、新たな価値を生み出す。これら4 つを実現できる力を身につけて社会への一歩を踏み出せるよう、独自に描いた12 の「目指す生徒像」に向けた教育プログラムを展開。行事、学習、進路指導、生活指導、課外活動など本校における教育活動のすべてを通じて、「人」として輝くための総合的な力を育てていきます。

7つの習慣J®
大切なことは、自分の可能性を信じること。人間力教育の中心的プログラムとして取り組み、より良い生き方ができるようにサポートしています。
エナジード
多様な価値観に触れ、その上で目的意識を持って選択し行動する。自分で考えを組み立て、納得できる答えにたどり着く力を鍛えることで、生き方や進路を考え抜くキャリア教育プログラムです。

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一人ひとりの「輝きたい」に合わせて選べる4 つのコース
「難関大学を目指したい」「クラブ活動を頑張りつつ進学も目指したい」「資格取得や専門的な知識も学びたい」「将来の夢や目標を見つけたい」など、希望に合わせてコースを選択できます。
志望大学進学への徹底支援(放課後講座)
講座形式とCBT※学習の併用、習熟度別のクラス編成などきめ細かな放課後講座で、苦手科目や弱点の克服、得意科目のさらなる実力アップや実践力を身につけることもできます。
(※ Computer Based Training の略、コンピュータを利用して学習を支援するシステム)

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行事を通して人間力を磨く!
「校外学習」「スピーチフェスティバル」「体育祭」「文化祭」「海外への修学旅行」などの行事を通じて、創造力、表現力、発信力、協働力、傾聴力、計画力、実行力、主体性、積極性などを身につけていきます。
充実の学級活動(LHR)
生徒自らが積極的に考え、クラス委員を中心に全員が自発的にクラス運営に取り組むLHR の実現を目指しています。各種検定の効果的な対策・指導もLHR の時間を利用して行います。

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体育系・文化系の多彩な活動
多くのクラブがそれぞれの目標を掲げ、活発に活動しています。勉強だけでなくクラブ活動に積極的に参加することで、たくましさと優しさを備えた人間を育成することを目指します。
勉強との両立もしっかりサポート
充実のプログラムで学習面を支え、担任・進路指導部・クラブ顧問が生徒の進路希望と学習状況を密に情報共有。クラブ活動に全力で取り組みながら自分の進路を切り拓く力を育てます。

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狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0) に続く新たな社会は、Society 5.0 と呼ばれます。仮想空間と現実空間を高度に融合させた「人間中心の」社会とされるSociety 5.0 の時代を生きるキミたちのために、本校ではこれまでの教育をさらに進化させ、ICT(情報通信技術)を活用した高品質な指導を展開。
今までの「詰め込み型」授業から脱却し、人間にしかできない「問題を発見し、解決する力」を身につけます。学習のフィールドを広げ、生徒一人ひとりの可能性を引き出せるよう、生徒全員にiPad を導入。アクティブ・ラーニングを取り入れたわかりやすく楽しい授業を通じ、3 年後を見据えて、主体的に考え、行動し、社会の中で生き抜く力の素地を育てます。

ICT教育の推進/アクティブ・ラーニング

一斉に伝える授業から「共有」する授業へ

これまでは教科書、ノート、プリント、資料集などを使い、教師が説明や講義を行う一斉授業が主流でした。しかし、これからは、教師と生徒との間で情報を共有できることが求められます。
本校では「ロイロノート」というアプリを使い、教師からの課題に対し、全生徒の取り組み状況や解答を確認でき、さらには画面に全員の答えを出力し、間違えやすい箇所や違う考え方で正解を導く方法などを共有。様々な解法だけでなく、多くの「自分とは違った考え方」に気づくことができます。

I C T が自分を変える!「思考力・判断力・表現力」

ICT を活用すると、自分の意見や考えを周囲に伝える機会が増えます。
たとえば、校外学習や修学旅行など学校外で活動する際、事前にグループごとに現地について学習。その情報を共有することにより、自分以外の人の考え方を知ることができます。文字や言葉だけの表現方法に対し、ICT を活用すれば表現の幅が広がり、「わかりやすく伝えるための方法」を模索できるようになります。こうした活動を通して、生徒たちに「思考・判断・表現」の力が身についていきます。

表現力の育成

一年をかけて生徒それぞれの表現力や思考力を育てます。

スピーチフェスティバルは、本校の創立記念行事です。フェスティバルでの発表に向けた一年間の取り組みを通じて、生徒の思考力、判断力、主体性、実行力、表現力、傾聴力などの向上を目指します。また創立記念日をお祝いするイベントとして、全校生徒の愛校心を育むことにもつなげます。
フェスティバルに向けて、各クラスの全員がスピーチ原稿を作成。事前学習として時事問題や身近な問題について自らの意見を発表し、クラスの代表生徒を決定します。
さらに各クラスの代表生徒は学年のスピーチコンテストで発表。各学年の代表者のほか、英語スピーチ、「7つの習慣J チャレンジカップ」の受賞者などが翌年度5月のスピーチフェスティバルに出場します。クラスごとの取り組みからスタートすることで、生徒全員の表現力や主体性、思考力などの力を育て、学びを深めます。